ねこのようこの「出すぎた杭は打たれない」

北海道の僻地に生息しているチーバくん民の戯言。

昔ながらの商店の必要性を感じる瞬間の話。

 

接客業をしていると、

たまにどう対応したらいいのか考えてしまうお客さんに遭遇します。

 

この前来たおじいさん。

「アンパンないかい?」

と聞かれたから、売り場へ案内して、

「今日はもうこれしかないんです〜」と説明しました。

すると、次から次へと、

このパンはなんだ?と質問攻め。

お店に他のお客さんがいない時なら全然構わないけれど

(いや、他に仕事あるから困るには困るがw)

その時はちょうどワンオペ時、

他のお客さんも何人かいる状態。

レジの様子をチラチラ見ながらパンの説明をし続ける私。

買うと決めたパンを全て私に渡そうとするおじいさん。

「こちらお使いください」

とカゴを渡す。

と、レジにお客さんが!

「ちょっと、選んで待っててくださいね〜」

と言ってレジへダッシュ

会計を終えてパン売り場へ戻る。

それでもまだパン選びは終わってないらしい。

そうこうしてるとまたレジにお客さんが!

またレジへダッシュ

会計が終わると、今度は

「おにぎりもほしいんだけど」

おにぎり売り場へ案内しようとした瞬間レジにお客さん!

見かねて、会計中にお弁当作りチームのお姉さんがおじいさんの相手をしてくれてました。

パンもおにぎりも選び終えたおじいさんがレジへやってきて、

やっとお会計。

ふぅ。

なんとかなったな〜やれやれと思って、ふとパン売り場を見ると

カゴが置いてある。

え?まさか・・・

嫌な予感がして見てみると、

中に何個かパンが入ってる・・・。

しかも最初に欲しいと言っていたアンパンもある!

会計する時、アンパンなかったけど、

ずっと選んでたから違うのにしたんだなぁと思ってた。

普通に忘れてる!

たぶん、途中でカゴの存在を忘れてしまったんだろうなぁ。

家に帰ってからアンパンなくてガッカリしなかったかなぁ・・・。

 

というできごとが最近ありました。

 

数ヶ月前にはこんなできごとも。

 

おばあさんが何も入ってないカゴをレジへ持ってきて、

「これで・・・」

と一言。

!?!?

「どれで!?」(心の声)

「え・・・と、何をお探しですか?」

と、とりあえず聞いてみる私。

「あとでね、おじいさんが来るから、これでお願い」

と、おもむろに2000円を置いて帰ろうとするおばあさん。

「お、お客様!こちらでお金はお預かりできないんです!」

焦って声をかける私。

2000円をしっかりおばあさんに返す。

「ああ・・・そうなの・・・じゃあいいですか・・これで・・・」

と、何かごにょごにょ言いながら帰っていきました。

 

さっきのおじいさんの場合はちょっとうっかりしたというか、

物忘れの範囲内のような気がするけれど、

このおばあさんの場合は痴呆が入っているのでは?と思ってしまいました。

あの後一人で無事に家に帰れたのか心配です。

 

この話を書いてて思い出しましたが、

数年前違う仕事をしてた時に

店内で急に

「家がわからない!」

と騒ぎ出したおばあさんがいました。

私はレジ打ち中だし、近くに他の店員もいなくて

呼び出しして対応してもらおうかと思った瞬間、

たまたまそのおばあさんの知り合いのおじさんが来店して

どうしたんだ?とそのおばあさんの話を聞いてあげて

送ってってくれることになったみたいでした。

でも、そのおじさんが本当は全く見ず知らずの人で

おばあさんがお金を盗まれたりとかもなくはないのが怖いところ!

まぁ北海道のど田舎でみんな顔見知りな町だったので

たぶん本当に知り合いだったとは思いますが、

都会だったらわからないですよね・・・。

 

ワンオペじゃなければいろいろ対応の仕方もあると思うけれど、

ワンオペの時にこういう事件が起ると

こっちは店から離れるわけにもいかないし、

どうしようもない・・・。

警察呼ぶったってすぐに来てくれるわけでもないし。

 

私がもともと地元の人間で、

あ、この人はどこどこのおばあさんだ!

とかわかるならいいんですけどね・・・

 

高齢者にも安心して買い物してもらえたらいいのだけれど、

システム上、なかなかそうもいかないですね。

 

どこもかしこも接客業は人手不足。

ストレス過多なのに最低賃金ですからね〜

そりゃ誰も応募してこないよなぁ・・・。

 

 

 

つづけ!

 

 

 

▼ダイエット記録▼

ダイエット45日目

開始日から-4kg

昨日から+-0kg 

 

 

 

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